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17.07.24

7/22発売「JAZZ JAPAN Vol.84」に【マイ・ワンダフル・ライフEX富樫雅彦バラードコレクション】が大きく掲載されました!

7/22発売「JAZZ JAPAN Vol.84」に【マイ・ワンダフル・ライフEX富樫雅彦バラードコレクション】が大きく掲載されました!内容はというと、8ページにわたる特集記事と富樫雅彦フォトアーカイブ、中条省平さん、藤本史昭さんによる大変読み応えのあるレビューが掲載されています。

今回、中条省平さんによるレビューをこちらに掲載いたしますのでどうぞご覧下さい!

富樫の演奏が加えられ、この傑作アルバムは、6人の友の真の共演盤となったのである。深い感動を禁じ得ない

富樫雅彦が67歳で亡くなって早10年。晩年の富樫は健康状態のせいで演奏不可能だったが、作曲に専念した。本作は、富樫の死後に盟友たちが集まり、富樫の曲を演奏したアルバムだ。2009年にスイングジャーナル誌のジャズ・ディスク大賞で≪日本ジャズ賞≫の名誉に輝いたが、SJ誌の終刊で、これが最後のジャズ・ディスク大賞となった。思えば深い感慨が湧いてくる。全盛期の富樫は日本のフリージャズを牽引した驍将だった。その富樫が最後の日々に書いた曲の大半はバラードだった。あの孤高の鬼才の内面には、これほどにも豊かな歌心が渦巻いていたのだ。そのことに感嘆する。そして、これらの曲を演奏するために参集したジャズメンは、文句なしに日本最高峰の人々である。渡辺貞夫、日野皓正、峰厚介、佐藤允彦、山下洋輔。富樫の書いたバラードの素直な歌の美しさに触発されて、この5人の名匠がそれぞれのサウンドとメロディに最高の表現力を発揮させている。はるか遠く方を夢見るようなノスタルジア、心の奥底から滲みでるエモーション、軽快で明るいユーモア、胸に染みいる哀愁。どの曲にも作曲者と演奏者の全身全霊が注入され、世界を異にする塊の交感が行われていることを実感させる。本作は09年に発売されたCDの再発盤だが、新たに、アルバムの最初と最後に富樫のパーカッションの演奏が加えられた。これにより、この傑作アルバムは、6人の友の真の共演盤となったのである。深い感動を禁じえない。

中条省平 [7/22発売「JAZZ JAPAN Vol.84」より]

マイ・ワンダフル・ライフEX富樫雅彦バラードコレクション、好評発売中です。

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