ジパングレーベルでは日本のルーツミュージックからアヴァンギャルドまで、独自の美学を含んだ音楽を中心にリリースしています。実験的アプローチで作り出す音楽は、世界中の音楽を取り込み、ある種の日本の音楽として発展し変化し続けています。そんな日本のコンテンポラリースタイルの音楽シーンをこれまで約65作品以上作ってきました。聴いたことのない脈動する音楽を発掘してみてはいかがでしょうか。
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中世、ルネサンス、バロックの時代に楽器の女王と称えられ当時のヨーロッパで最も愛された西洋の古楽器「リュート」を用い、多くのゲストとセッションし新たな魅力を現代に提示するシリーズ待望の第2弾。旅で生まれたオリジナル作品を中心にリュートに加えサックス、ヴァイオリン、打楽器、ブルガリアの伝統的弦楽器ガドゥルカなど、唱歌『浜辺の歌』からトルコ伝承曲、名曲をさりげなく散りばめたアンサンブルをお楽しみください。ライナーは落語家柳屋花緑師匠が執筆。
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地歌箏曲家、竹澤悦子の初のソロアルバム。
ダダ/禅詩人高橋新吉の詩をとりあげ地歌とブルースを往還する自作「へちま」、歌に三味線、そして向島ゆり子のヴァイオリン。宮沢賢治詩、高橋悠治の名曲「風がおもてで呼んでゐる」なまりバージョン。さそうあきら詩、17絃が冥界とのあわいを漂う「耳はむ魚」、サックス坂田明、クマナ佐草夏美がサポート。幻想的、即興的アプローチで生まれた「Hi・ka・ri」、ピアノ板橋文夫が17絃と笙に絡む。ジャケット画、ブックレット、盤面のイラストは山本精一。珠玉の6曲を収録した意欲的な作品。
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カルメン・マキ40周年記念アルバム。
原点に立ち返り新たに旅立つ。<ペルソナ=仮面> 収録したのは隠れた佳作、曲間には寺山修司氏や中原中也氏、自作の詩の朗読を混じえた内容。異能の歌人にして詩人でもあった故寺山修司作詞、加藤ひろし作曲の名曲「戦争は知らない」など。圧倒的な歌唱力のカルメン・マキとヴァイオリン太田惠資、ピアノ黒田京子とともに生み出した「どこにもない音楽」「問題作」じっくりと耳を傾けて聴いて頂きたい作品。
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オリエンタルからジャズ、クラシック、世界中の民族音楽のエッセンスを取り入れた「MASAЯASCOPE」から7年振りとなる今作品は青山真治監督が撮るDVDとカップリング。アラビックでエキゾチックな旋律とフラメンコギターの熱いリズム、唸るようなタブラが絡んで不思議と調和されたMASAЯA的世界が生まれる。ギター高木潤一、ヴァイオリン、ヴォイス太田惠資、タブラ吉見征樹による民族音楽のあらゆるエッセンスを盛り込んだ作品。
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現在サイゴン在住の酒井俊率いるThe Long Goodbyeは、このアルバムの為に結成し短期間にライブを重ね、その集大成を収録した。宮沢賢治作詞、川村悟郎作曲の校歌「花巻農学校精神歌」を始め、ジャズ、映画音楽、世界中の民謡、童謡、即興音楽と、音楽家酒井俊のとどまることの無い断片がありのままに収められている。絵は画家で絵本作家でもある伊勢英子氏の宮沢賢治どうわえほん『よだかの星』より。
アンサンブル・ノマド主宰、現代音楽シーンの牽引者のひとりギタリスト佐藤紀雄と個性的に活躍する歌い手、吉川真澄で結成された「DUOうたほぎ」は国内外の作曲家たちの作品を含め、古典から現代までの音楽を編曲、実験的な演奏を重ねてきた。この作品は武満徹作曲「POP SONG」から現代音楽シーンで活躍する気鋭の作曲家たちがこのデュオの為に編曲した作品と武満のギターソロ作品で構成。「Wainscot Pond-After a painting by Cornelia Foss」は、武満が死の直前に作曲した作品で、葬儀の際に佐藤が初披露した曲でもある。
2024.12.02 【レーベル特集vol.27 女子パウロ会】
2024.11.01 【レーベル特集vol.26 3rush music(スリーラッシュミュージック) 】
2024.10.01 【レーベル特集vol.25 ミクタムレコード】
2024.09.02 【レーベル特集vol.24 Daito Music】
2024.08.01 【レーベル特集vol.23 ベガ・ミュージックエンタテインメント】