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【レーベル特集Vol.11 NYS CLASSICS】

【レーベル特集Vol.11 NYS CLASSICS】

クラシック専門のインディーズレーベ ルNYS CLASSICS。 このレーベルの基本理念である《巨匠たちの音を求めて》は、パフォーマ ンスとしての演奏だけでなく、かつての巨匠達から受け継がれてきた正統な解釈を最高の音で残したい、というコンセプトのもとに企画されたものです。       

  • ・作曲家直系のアーティスト。
  • ・19世紀後半から20世紀初頭、クラシック黄金時代を彩ったピアノ。
  • ・そして今後それらを受け継いでいく実力派アーティスト。

この3点を基本に、クラシック音楽の真髄を極め、その音を後世に残していくため、単なる商品ではなく作品としてのクオリティを追求したCD制作をおこなっています。

ホロヴィッツが逝き、ミケランジェリ無き今、我々は危機感を持って、クラシック音楽の継承を考えていかねばならないでしょう。言葉と同じように演奏もまた、少しずつ時代とともに変化していってしまうのは避けられない事実です。しかし何百年もの時を越えて、今なお輝き続けるクラシック音楽の本質を伝えていくためには、パフォーマンスとしての演奏だけでなく、正当な解釈をも残していく必要があります。

クラシック黄金時代に活躍した1800年代から1900年代の楽器を修復し、ステージで演奏・録音することによって、当時の音そのままに、クラシックの豊かな景色を多くの人に届けていきます。

ライヴ!/ 反田恭平

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第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位の快挙に輝いた注目のピアニスト反田恭平、メジャーデビュー前、2014~15年の貴重なライブ録音。圧倒的な存在感で君臨する巨匠時代の名器《CD75》と、反田恭平が巻き起こした衝撃のコンサートが蘇る!

 

6.19 LIVE Chopin x Chopin / 江口玲、川口成彦

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2020年6月19日の奇跡!3台のヴィンテージピアノで綴るロマン派のピアノの系譜。

1983年6月、ウラディミール・ホロヴィッツ初来日のNHKホールで、衝撃の音を奏でたピアノ《CD75》。その100歳の誕生日である2012年6月19日から開催しているメモリアルコンサートシリーズ。2020年は「ロマン派のピアノの系譜」と題し、1843年製プレイエル、1887年製スタインウェイ《ローズウッド》、1912年製スタインウェイ《CD75》の3台を持ち込み、ロマン派のピアノの進化とともに、ショパンの音楽の変遷を描き出すコンサートを開催。ショパン存命中の楽器であるプレイエルはピッチ430。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦による端正な演奏が、19世紀当時のサロンへと誘い、後半2台のスタインウェイでは、江口 玲の洒脱なセンスとショパン後期の壮大な世界観が存分に表現されている。ラストは、プレイエルでの連弾曲「四手のための変奏曲」。

 

DEBUSSY POULENC FRANK/ジェラール・プーレ

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~ジェラール・プーレ フランス三大ヴァイオリン・ソナタを弾く~                               ヴァイオリン:ジェラール・プーレ ピアノ:川島余里 商品番号(NYS-81101)

《フランスの至宝》ジェラール・プーレが極めた、フランス三大ヴァイオリン・ソナタ集。かつて、ドビュッシーと共にヴァイオリン・ソナタの作曲に携わり、初演も務めたヴァイオリニスト、ガストン・プーレ。その父から教えを受け継ぎ、幼少より天才ヴァイオリニストとして活躍しているジェラール・プーレ。自身が「私の体の一部である」と語るドビュッシーのヴァイオリン・ソナタは、他の追随を許さない完成度を誇る。まさに後世に伝えるべき珠玉の名盤。

LEGENDS OF THE MAESTROS(巨匠たちの伝説)/江口玲

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使用した楽器は、美しいローズウッドのボディを持つ1887年製のニューヨーク・スタインウェイMODEL-D。カーネギーホールやメトロポリタン劇場創立当時、コンサートピアノとして貸し出しされていた楽器です。その後日本に渡り、1986年ホロヴィッツがフランツ・モアと共に2度目に来日した際、このピアノを実際に弾き絶賛したという逸話は有名である。

豊かな倍音と表現力を持ち、昨今の「単にまろやかで個性のない音」とは全く違うこの楽器を、再びカーネギーの舞台に持ち込み、当時の巨匠達が求めていた音を後世に残すのが、このレコーディングの第一の目的であった。

1800年代後半、クラシックの黄金時代に活躍したピアノが、115年の時を経てカーネギーホールに甦り、しかもライブではなくカーネギー初のホールを借り切ってのレコーディング。収録曲もホールの歴史や、時代性を加味した非常に興味深いプログラムとなっている。

喜びの島/ジェルメーヌ・ムニエ

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— 私は、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルに師事したマルグリット・ロンやコルトーから、あらゆるものを受け継いだ —

ニューヨーク・スタインウェイフルコンサートグランドピアノを2台、そのアクション を3台分用意し、その中から曲目に応じて選んだ楽器を、ピアニストの求める音色・タッチに調整し、予算や時間にとらわれずピアニストがすべてを決めるという贅沢なレコーディングで制作された逸品。編集においても、ミスや雑音を削ってつなぎ合わせるのではなく、それがたとえリハーサルのテイクであったとして も、芸術性や味わいが全面に出るよう演奏者の意志、本来の流れを重視するように心がけられています。 ライナーノートには、それぞれの曲に対する彼女の想いがインタビュー形式で書かれており、彼女の師であるマルグリット・ロンがドビュッシーのレッスンで教わったこと、ラヴェルの前で演奏したことなどの貴重なエピソードは、非常に興味深いものです。2006年永眠。

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