1990年テイチクからメジャーデビュー後、紆余曲折を経て個人事務所を立ち上げ、現在シンガーソングライター/歌手プロデュース業/ボーカル講師/イベント企画・制作等、多岐に渡り活動。
タイトルの由来
今作のタイトル「CHERRY」は、ニシオカの妹が幼くして亡くなった後、家族の仲間入りした愛犬の名前。
まるで妹の生まれ変わりのような愛犬と共に成長し、やがて音楽の道に進んだニシオカが、故郷から遠く離れた東京で、その死の報を受け衝動で書き上げたのがタイトル曲「CHERRY~天国からの贈り物
~」。
この曲の発表が自身の中でひとつの転機となり、年間200本のステージ、他シンガーのプロデュース等、その後の音楽人生がさらに飛躍。
また、45歳で東京音楽大学に入学し、ニシオカが音楽を始めるきっかけとなった谷村新司氏に作詞を学ぶ。
そこで谷村本人から、自身の歌をもっとがんばれ!と激励されたことが、今作の制作に繋がる。
同世代のリスナーに届けたい
数年前から親交のある所ジョージ氏とその父上に捧げた「俺は泣かない」やタイトル曲他、50代以上が皆経験するであろ家族との別れや、悲喜こもごもをモチーフにした楽曲が多い彼の作風は、多くの人々の心を揺さぶる普遍的な魅力がある。自身と同世代のリスナーには特に、響く曲が多いだろう。
愛犬CHERRYに導かれて開かれた音楽人生の集大成の一つとなる今作を、一人でも多くの人に聴いて頂きたい。