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『ハート・アンド・ソウル/スカガラック』
1985年にデンマークのユトランド半島、コリングでヴォーカルのトーベン・シュミットを中心に結成された5人組バンドは1986年にデビュー アルバム『Skagarack』で大手ポリドールからデビュー、アルバム収録曲「I’m Alone」のPVがヨーロッパのTVでも流れアルバムもヒット、 バンドは大きな知名度を得た。続く88年の2ndアルバム『Hungry For A Game』もスマッシュヒット、ポジティヴで颯爽とした楽曲群は同じ 北欧のEUROPEとも比べられた。そして90年、バンドは順調に3rdアルバム『A Slice OfHeaven』をリリースするも時代を席巻したグランジ ブームの煽りを受け売れ行きは失速。93年にはトーベン以外のメンバーを一新した4thアルバム『Big Time』をリリースするも大きな話題を 得ることなく、バンドは休止状態となった。それから16年が過ぎた2009年に地元デンマークのフェスティヴァル参加を期にカムバックを果た す。そこからさらに10年が経った2019年、遂にトーベンはSKAGARACKのニューアルバムのための曲作りをスタートさせる。コロナ期で多く の時間を費やして作られた楽曲はこれまでの30年間のトーベンの音楽的なアイデアが集約された素晴らしい出来となった。トーベンは”このア ルバムはインスピレーションに従うままに作られた楽曲が多数含まれている。だから様々なタイプの曲が入り混じったものになっているんだ。 僕らは単に80年代と同じサウンドを目指すのではなく、70年代の雰囲気をもっと取り入れたいと考えたんだ。僕らが音楽を始めたころに影響 を受けたDEEP PURPLEやRAINBOW等の雰囲気が感じられると思うよ”と語っている。そうは言っても北欧然とした煌めくようなメロデ ィは健在!オリジナルメンバーのヤン・ピーターセン(g)も全面参加!ファンの期待を裏切らないメロディックな傑作アルバムを完成させた! 日本盤はボーナストラックを収録!
