ベル・アンティーク・レーベルは1984年に京都のプログレッシヴ・ロックバンド、フロマージュのアルバムを第一弾としてリリースするために発足しました。当時、アルバムをリリース出来ずにいた彼等のアルバムを製品化することが私たちの使命であると考え、手探りで始めました。その後、美狂乱のライヴ・アルバム・シリーズ、スウェーデンのDICEの再発等と続き、LPからCDへと変化していくマーケットの中で、良質のプログレッシヴ・ロックのアルバムを日本のファンに届けるため、現在まで続いてきました。レーベル名はフランス語で、「古き良き時代」の意味で、数ある候補から、フロマージュのキーボーダー、嶋村よし江のアイディアで決まりました。現在進行形のバンドも、廃盤になってしまった名盤も、いずれ、歴史に残る作品になってほしいという願いが込められています。
プログレッシブ・ロックは、60年代の後半にイギリスより誕生し、ロック・ミュージックに、クラッシク、ジャズ、現代音楽をはじめ、あらゆる芸術との融合を繰り返し、半世紀を経た現在では、一言では言い表すことができないほどの多様性を持つまでに至りました。オリジナリティを追求し続ける進歩的な音楽概念がプログレッシヴ・ロックであり、その革新性や実験的なアプローチがリスナーを惹きつける魅力となっております。
現在では、過去の名盤の紙ジャケット+SHM-CDによる再発に加え、現在進行形のバンド達の国内盤CDも積極的にリリースして、世界のプログレッシヴ・ロック・シーンを牽引する役目も果たしていますので今後のリリースにもご注目ください!
キース・エマーソン/ヴァリエイションズ(20CD Box Set)
ロック史上最大最高のキーボーディストとしての名声をゆるぎないものとしたキース・エマーソン。彼の入手困難作も含めソロ作品のほぼ全てを収録し、更に未発表音源も加えた究極の20枚組ボックス登場!正式デビュー以前、14歳時の音源から、ソロ・アルバム、サントラ等に加え、04年ニューヨークで行われたソロ公演のライヴ音源も収録。未公開の貴重写真などを搭載したブックレットも加えた集大成ボックス!(輸入盤国内仕様)
ビッグ・ビッグ・トレイン/インジニアス・ディヴァイセス
英本国ではプログレッシヴ・ロックの枠を超えたメジャー・バンドとして認められつつあるBBT。最新スタジオ作に先駆けて、旧作から“East Coast Racer”, “Brookllands”、“Voyager”を、それぞ
れ17人編成のストリングス・セクションを追加した新アレンジいて新録音/リミックス・ヴァージョンを軸に、それらを繋ぐ未発表新曲、22年発表の「コモン・グラウンド」から1曲の最新ライヴを収録。スケール感を増して生まれ変わった名曲群をフィーチャーした、オリジナル・スタジオ作をも上回りかねない大傑作!(輸入盤国内仕様)
劇場の意味を問い続けてきた天井棧敷が、1970年代初頭、ナンシー国際演劇祭
を皮切りにヨーロッパ公演後、東京の渋谷公会堂で上演された模様を収録した
作品。SHM-CD、紙ジャケットでのリリース!2010年にリリースし、その後、
長い間入手困難となっていた本作が、満を持してのアンコール・プレス決定!
トゥインク/シンク・ピンク
TOMORROWからPRETTY THINGS、PINK FAIRIES、シド・バレットとのバンドSTARS等、英国アンダーグラウンド・シーンで活躍してきた伝説のドラマー、ジョン“トゥインク”アルダーが、自らの名前を冠したPINK FAIRIESへの布石となっ
た1970年リリースの重要作。斬新なエフェクトを駆使したトリップ・ミュージックから静謐感のあるアシッド・フォーク的な楽曲等、溢れ出る才能の赴くままに制作された英サイケデリックの名作として語り継がれてきた作品が、遂に紙ジャケ、SHM-CD(ディスク1のみ)、ボーナス曲20曲を収録した2枚組で登場!
マイケル・クアトロ/神々との饗宴
マイケル・クアトロはアメリカの最初期のプログレッシヴ・ロック・アーティストの一人。バンド名義での2作の後、ソロ名義に変更して1975年にリリースしたサード・アルバム。アナログ盤のA面全てを使った20分近い組曲と5曲の小曲から構成されたアルバムで、彼のキーボード・テクニックの粋を集めた変化に富んだインストゥルメンタル組曲が白眉。残りの5曲もそれぞれキャッチーな名曲揃いで、アメリカン・シンフォを代表する歴史的傑作。初正規CD化、紙ジャケット、SHM-CD、最新リマスター、ボーナス・トラック1曲収録にて堂々リリース成る!全てのシンフォ・ファン必聴の名盤!
アモン・デュール/サイケデリック・アンダーグラウンド
1967年にミュンヘン郊外の町で生まれたコミューン、アモン・デュール。68年に行ったセッションを基に編集し、シュールリアリスティックなカヴァーに包まれ、クラウト・ロックの先駆けとして69年にリリースされたデビュー作。ドラッグに触発された即興演奏を編集し、アートとして1枚のLP作品として完成させた歴史的作品。紙ジャケット、オリジナル・テープよりの最新リマスター(盤は直輸入盤)による決定版!
2024.10.01 【レーベル特集vol.25 ミクタムレコード】
2024.09.02 【レーベル特集vol.24 Daito Music】
2024.08.01 【レーベル特集vol.23 ベガ・ミュージックエンタテインメント】
2024.07.01 【レーベル特集vol.22 オフィス・アミーチ】
2024.06.03 【レーベル特集vol.21 角田健一ビッグバンド】