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この2枚目のフル・アルバムでкультура куренияは愛と喪失、そして逃げ場のない時間の流れを熟考するような音の道を歩み続ける。以前の若さ故の反抗や荒々しさは、ほろ苦いポスト・ロックのメロディーと夢のような雰囲気の領域を強調し、より直感的で瞑想的なトーンに置き換えられている。人間の悲しみは、これらの憂鬱なロックの5つのトラックで完璧に捉えられおり、デビュー作とは異なる種類の悲しみではあるが、それでも魅惑的だろう。
ロシアのポスト・ブラック・メタル・バンドの2011年から2017年までのフル・アルバムを除いた、EPやスプリット、シングルのすべてを収録した音源集。11年のデビュー作EP「Рвота」、12年のシングル「Холодные провода / Цемент」、、14年のPsychonaut 4 / Cheerful Depression / Hovertらとのスプリット「Нет (Der Golem cover) 」、15年のEP「Обскур」、17年のRegnmolnとのスプリットを収録。
本作『Ab principio ad profunditatem』は、CHARLOTTE THE HARLOTのKobayashiから、長年に渡り互いの作品で刺激を受け合ってきたANGUIS DEIやAVSOLUTIZED…等で知られるUr Il Èmdr ŒRVNにスプリット盤の共作を打診したことを契機に誕生しました。Urは、ACODやMORTIFERA、BEYOND THE PERMAFROST等で活躍するSpektorとANDROALPHUSを結成して楽曲の制作を進めており、その最初のリリースを本作とすることで、Kobayashiの要請に応えました。共にブラックメタルをルーツとしながらも、別々の方向へ幅を広げた両バンドの音楽性の深潭に、重なる影を感じる事が出来るか?