
そこにはいつもビートが息づき、スピリチ ュアルなメロディが流れ予測できないスリルに溢れている。こんな紹介さえも陳腐に聞こえてしまう。それが中村照夫という男である。
1964年から単身渡米。50年にわたりニューヨークに住み、ジャズファンでなくとも名前を聞けば驚くようなミ ュージシャンたちとセッションを重ねてきたベーシスであり、およそ40枚のジャズレコードを制作してきたプロデューサーである。加えて、中村氏は変わりゆくニューヨークの街を中心に、生活に密着した視点で捉えた、膨大な数の写真作品を残してきたフォトグラファーとしての顔も持つ。
2017Isetan New YorkWeek より引用 文・川畑豊
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・本Exhibitionと互換性最大の名作
「New York Groove/中村照夫」
