【レーベル特集vol.28 ありのみ株式会社】

2007年、「制作を伴う演奏の仕事」のスムーズな進行を願い、ホルン奏者小川正毅により設立されたありのみ株式会社によるレーベル。“風の五重奏団”（木管五重奏）の他、ピアノ、フルート、ハープ、ヴァイオリンのCDを製作してきました。“風の五重奏団”のCDには「作品番号獣番」（谷川俊太郎訳による日本語版）、出版社との協働により楽譜が同時リリースされた「世界の名曲メドレー」（近衛秀健編曲による作品群）等、初録音となった作品が多く含まれています。 “風の五重奏団”は、結成のきっかけとなった東京都三鷹市での「訪問演奏」（三鷹市教育委員会事業。受託：公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団）、文化庁「芸術家の派遣事業」を中心に、これまでに全国各地で2000公演以上に出演しています。

風の五重奏団～作品番号獣番　ARIC-120401

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5人の奏者全員が語りをも務めるベリオの異色作品“作品番号獣番”
谷川俊太郎訳による日本語版初録音！
2種類のジャケットでリリース。（画：金斗鉉／後藤秀子）
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～笑ってしんみり～
「うま」を聴いてしんみりした。しんみりさせる現代音楽は珍しい。
「ねことねこ」を聴いて笑った。笑える現代音楽も珍しい。
「風の五重奏団」は音楽（芸術）と語り（芸）の結びつきを生き生きと楽しんでいる。
子どもたちに生の舞台を見せて聴かせてやりたい。
谷川俊太郎（CDブックレットより）
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風の五重奏団～夏の音楽＆世界の名曲メドレー　ARIC-150601

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懐かしいメロディー満載！“風の五重奏団”4枚目のアルバム。

所収曲目のうち、懐かしいメロディー満載の各国の名曲メドレーは1964～79年頃に近衞秀健氏により書かれ、演奏家の間では優れた編曲作品として知られていながら、今回が初録音。編曲後50年の時を経て、楽譜も同時発売され、ついにリリース。

名作アニメ・クインテット～スタジオジブリ編　 ARIC-191001

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「ジブリのCDはないの？」というお声にお応えし、「風の五重奏団～動物の謝肉祭」「風の五重奏団～17のヴァリエーション」「風の五重奏団～作品番号獣番」に所収の13曲を改めて整音の上、出版譜と同じ曲順で収録しました。楽譜も発売中。

風の五重奏団～動物の謝肉祭　ARIC-070001

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風の五重奏団 VS 丸山泰雄田村緑中川賢一 VS 春風亭柳好

2005年から東京都三鷹市の三鷹市芸術文化振興財団により行われている「三鷹市内小学校への訪問演奏と“風のホール”でのコンサート」から生まれたアルバム。春風亭柳好の語り、2台のピアノ、チェロ、木管五重奏による“動物の謝肉祭”（梅本由紀編曲）を中心とした、風の五重奏団初のアルバム。

Meditation～ヴァイオリン　佐近協子～/佐近協子　ARIC-191102

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エッフェル塔をバックにしたセピア色の写真が思い浮かぶ1900年代初頭。刻先的な都市としての魅力を増してきたパリでは、オペラ、室内楽、シンフォニー等、新しい音楽世界が創造されました。そんなノスタルジックな気持ちを呼び起こす時代のフランスの音楽家、ブーランジェ、ラヴェル、そしてグラズノフ、ハチャトゥリアン、サラサーテ。ロシア、スペインなど異国からの風を織り込みながら綴られる、愛らしい小品集！