
「当社35周年および日本レコード大賞企画賞受賞」記念祝賀パーティー盛大に開催!
去る2/25(土)、東京・代官山にあるシガー・バー タブローズラウンジにて、「ラッツパックレコード㈱35周年」「第58回輝く!日本レコード大賞企画賞受賞」記念祝賀パーティが執り行われ、各界から大物著名人・各メディア取材陣含め、多くのお客様にご来場いただきました。
本パーティ開催に際して、発起人として淺井愼平さん、朝比奈愛子さん、安倍寧さん、稲垣次郎さん、内館牧子さん、佐藤允彦さん、白石信さん、鈴木治彦さん、砂田実さん、瀬川昌久さん、富澤一誠さん、中村諄之介さん、久松定隆さん、マーサ三宅さん、雪村いづみさん、以上の方々に名乗り出ていただき多大なるご協力を頂戴しました。
当日の司会は元・フジテレビアナウンサー露木茂さんに務めて頂きました。誰もが一度は耳にしたことのある穏やかな語り口で、会を通してパーティの雰囲気を盛り立ててくださいました。
発起人お一人づつのお名前と紹介に続いて、その中から代表して安倍寧さんからのご挨拶。音楽評論家としてだけでなく、ブロードウェイミュージカルを日本に紹介した第一人者としても半世紀以上エンタテインメント業界を見てこられた氏は、今回の大賞の主役・雪村いづみさんとの若かりし頃のエピソードを披露し場を盛り上げつつ、企画賞受賞作「トゥ・ヤング」の帯に寄せたコピーの中の「人間国宝」という言葉について言及。『人間国宝と言えば、今まではどうしても伝統芸能の方にばかり目が向けられてきた。しかし、今回の「トゥ・ヤング」による三人娘の疑似デュエットを以ってして、大衆芸能・ポップミュージックにも人間国宝を与えられる時代が来た』との最大級の賛辞を頂戴いたしました。
続いて、ラッツパックレコード代表棚橋牧人からの挨拶。『青山の小さなマンションの一室からスタートして35年、皆様のお蔭でここまでやってこられることが出来ました。今回の受賞があったのは、雪村いづみさんの圧倒的歌唱力と、江利チエミさん・美空ひばりさんへの「作り物ではない情感」が聴いて頂いた方に伝わったからではと思っています。今後も「先鋭しかも熟成」をモットーに、日本人にしかなし得ない作品を提供していきたいと願っております』
日本におけるハワイアン音楽界の重鎮・白石信さんより乾杯のご挨拶を頂戴したのち、歓談〜当社制作のラッツパック・EYESシリーズの作品紹介のコーナーを挟み、いよいよライブパフォーマンスに突入。
1組目は、現在日本におけるジャズコーラスグループのトップとも言うべき「BREEZE」。世代も性別も超えた4人による重厚なハーモニーが響き渡ると、会場の雰囲気も皆うっとりと聴きいるように上質な大人の時間が流れました。「Fly me to the moon」「Smile」「ベサメムーチョ」「When you wish upon a star」「見上げてごらん夜の星を」の5曲をしっとりと、しかし軽やかに歌い上げました。
2組目は、ジャズピアニスト佐藤允彦さん。ピアノの前に腰掛け優しい語り口で短く曲紹介をしていただいた後、畳み掛けるようなパッセージによる怒涛の演奏を繰り広げ、先程迄の会場の空気を一瞬にして変えてしまう物凄いステージでした。「In the Shadow of the Old Apple Tree」「On a Slow Boat to China」「Once I Loved」と続きラストに演奏されたのは盟友・故富樫雅彦作曲による「My Wonderful Life」。ラッツパック制作EYESシリーズ第1作目の同名アルバム冒頭にも収録された今作のこの日の演奏はまた格別で、佐藤さんの富樫さんへの友情・様々な感情がソロピアノの中に織り込まれたようにも感じられる素晴らしいステージでした。演奏終了後、多くの参加者が感動し自然発生的にスタンディング・オベーションとなりました。
そして3組目、パーティのラストを飾るのは。司会露木さんの『皆様たいへんお待たせいたしました』の言葉と共にご登場頂いた雪村いづみさん。『歌えるかしら』と笑顔で冗談交じりにつぶやきながらも1曲目「想い出のサンフランシスコ」のイントロが始まると力強い歌声が会場に響き渡りました。続く「トゥ・ヤング」では、チエミさんとひばりさんの歌と同じメロディラインをなぞるように1曲歌い終えるも、CDのようにお二人とデュエットするバージョンで、という会場の声に、もう一度始めから新たに歌い直す場面も。いざ始まると、語りのような歌もハーモニーも完璧に、まるで歌で会話するように、かつての三人娘がその場に立ち現れたようにも感じられ、本当に感動的なパーティのハイライトになりました。
3組の素晴らしいステージが終わり、盛況の内に終了することが出来ました。
当日お越しいただきました皆様、本当に有難うございました。
今後も「We Distribute Good Music」をモットーに、
良質な音楽をお届けできるよう、より一層励んで参ります。
この度の会は、本当に様々な方々の御助力により開催することが出来ました。
その中でも発起人の方々から頂戴したメッセージを以下にご紹介させて頂きます。
【発起人から頂戴しましたメッセージ】
瀬川昌久様
本日はラッツパックレコード創立35周年とレコード大賞企画賞の祝賀会に当たり、発起人の一人として心からお祝い申し上げます。
日頃から大変親しくお付き合いさせて頂いております棚橋社長を始め、社員皆様のご努力の結晶と私も大変嬉しく思っております。
レコード業界は大変厳しい状況にありますが、ラッツパックは常に優れた企画力と日本アーティストに対する深い愛情をもつ、卓越したアルバムを世に出して来られました。特に、ジャズ歌手のパイオニアであるマーサ三宅さんのアルバムに続いて、雪村いづみさんの輝かしい実績、三人娘のヒット曲を今の世代に広く知らしめた上、今回はひばり、チエミ、いづみの3人が一同に会して「トゥ・ヤング」を歌うという画期的な企画で、あたかも今3人娘がステージで一緒に歌っているように作り上げております。昭和歌謡や、ジャズ・スタンダードの素晴らしさを見事に伝えた、ラッツパックレコードの仕事を讃えると共に、今も元気ないづみさんの一層の活躍を祈念します。
マーサ三宅様
創立35周年おめでとうございます。浮き沈みの激しいこの業界で、堂々と事業を維持し、存続したことが驚きでも有ります。私も公私にわたり、棚橋社長に懇意にして頂き、60周年記念CDをリリースして頂いたり、お世話になっています。
骨折の影響で出席出来ませんが、ご盛会をお祈り致します。
内館牧子様
雪村さんの企画賞をお取りになったレコードは、繰り返し聴いております。それにしましても、何と魅力的な「三人娘」だったかと改めて思わされています。
砂田実様
今夕の棚橋さんの会に御出席の皆さん、同志の会にでも参加するつもりでとても楽しみにしておりました。ところが、足の悪い私がふとしたきっかけで"地球にキッス"をしてしまいました。ガラスに映る自分の顔が、まさか自分の顔とは思えないようになり、本日は参加できなくなりました。棚橋さん始め、皆様の今後の活躍を心よりお祈り申し上げます。
【当日のパフォーマンス内容】
Breeze
01. Fly me to the moon
02. Smile
03. ベサメムーチョ
04. When you wish upon a star
05. 見上げてごらん夜の星を
佐藤允彦
01. In the Shadow of the Old Apple Tree
02. On a Slow Boat to China
03. Once I Loved
04. My Wonderful Life
雪村いづみ
01. 想い出のサンフランシスコ
02. トゥ・ヤング

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