今回日本発売されるソロ活動としての最新作に当たるライブ盤は、彼の3枚のブルース・アルバムからの曲が中心にプレイされ、Tribal Techからの曲も数曲プレイされている。緊迫するヘンダーソンの生のライブを十分に伝えてる最新のライブ・アルバムだ。ちなみに、このライブ・アルバムは2枚組。彼の白熱するプレイが十二分に満喫できる。
スコット・ヘンダーソン
1954年生まれ。フロリダ・アトランティック・ユニバーシティを卒業後、チック・コリアに誘われ、フロリダからLAに移り、チック・コリアの伝説のバンド、エレクトリック・バンドに参加。ベース・プレイヤーのジェフ・バーリンのアルバムにも参加し、元ウエザーレポートのキーボードプレイヤーで中心人物であるジョー・ザヴィニュエルに誘われ、Zawinul Syndicateのメンバーとしてもプレイ。ツアーにも参加している。その後ベースのゲイリー・ウィリスとともに、クロスオーバー・ジャズ・ロック・バンド、Tribal Techを結成したのは1984年。Tribal Techでのずば抜けたテクニカルなギター・プレイは世界的に絶賛され、ヘンダーソンは一躍世界のトップ・ラインのプレイヤーの仲間入りを果たす。コンポーザーとしても世界的に認められている人物であり、1991年にGuitar World誌でNo.1のJazz GuitarPlayerに輝き、1992年にはGuitar Player誌の年間読者人気投票でも見事1位に輝いている。これまで3枚のブルース・アルバムを発表。その中で「Dog House」は1994年のベスト・ブルース・アルバムに輝いている。「Tore Down House」と「Well To The Bone」のアルバムでは、ブルース界大御所シンガー、テレマ・ヒューストンをフューチャーして話題を集め、この2作もブルース・アルバムとして高い評価を受けた。現在、数多くのセッション活動も行ない、プレイヤーとしての活動以外にハリウッドのギタースクール、Muisc Institute (MI)のインストラクターとして生徒にギターを指導。ギター誌へのコラム、教則本・ビデオ等も発表。プロからも高く評価されている。