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ラッツパック・レコード - インディーズCDのディストリビューター | RatsPack Records

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クレッセント・ムーン / キップ・ハンラハン
title クレッセント・ムーン
artists キップ・ハンラハン
label MUZAK / american clavé
url http://www.muzak.co.jp
price ¥2400+税
release 2018/3/16
format UHQCD
cat.no MZCA-1368

1.彼女が測る夢の重さ
2.夜のはじまりのルシア
3.今夜、やさしさと踊る
4.完璧な数学(模範的なブロンクスの幼年時代)
5.乱流熱に映る影
6.シルヴァナはフィルム・ノワールの影を笑う
7.アンディは数少ない金脈のひとつを笑う(ブロンクスの幼年時代)
8.ノット・アローン
9.光と名づけよう
10.夜に魅せられて
11.親密な時に関する彼女と彼の見解
12.寛ぐ裸の女
13.怯える裸の男
14.夕闇の訪れ
15.藍色の夜の女
16.ぼくの瞳の色
17.夜が見つけた自分の姿
18.スコットランドの子守唄
19.オリンダで語られたこと
20.ワーキング・クラス・ボーイズ

KIP is Back!
ニューヨーク音楽シーンの重鎮、
キップ・ハンラハンが7年間の沈黙を破り、混沌とした音楽界に放つ新たなる問題作。


1970年代最後の年にニューヨークで最も治安が悪く危険な地区とされていたサウス・ブロンクスで産声をあげたインディ・レーベルAmerican Clavé。オーナーのキップ・ハンラハンは当時気鋭のプロデューサー、ミュージシャンとして注目を集め始めていたタフな男。この30数年間で彼が世に送り出してきた数々の作品は芳醇な香りを放つハイブリッドなサウンドで、そのどれもが聴き手の耳と感性を刺激してきた。キップ・ハンラハンの今を伝える7年ぶりとなるこの新作からも時代の空気の淀みを掬い取ったようなクールで濃厚な彼のメッセージがじんわりと伝わってくる傑作!


何の情報もなくこのアルバムを聞かされたら、ラテン音楽やジャズの好きな趣味のいい誰かが作ったプレイリストをシャフル状態で聞いているかな、と思うかも知れません。曲のタイトルを見ると絵のキャプションのように見えます。「このコンガの演奏はすごいね…」、と気づいてピンとくるものがあるかも知れません。かつてブルーノート東京で見た「ディープ・ルンバ」を思い出す。その時ステージの周りを常に神経質そうに動きながら演奏を見守っていた中年男、キップ・ハンラハン。誰も見たことがないような映画のサウンドトラックといった印象のアルバムを得意とするユニークな音楽の世界、決して万人向けとは言えませんが、一度その魅力を感じたら必ず耳を傾けたくなる存在です。かなり久しぶりのこの新作では、タイトルの写真の隅っこにあるイメージが制作意図を示唆するポイントのようです。よく見てください。・・・・ピーター・バラカン


久々に届いた新作を聴いてみると、そこには僕が好きだったキップの音楽があった。スティーブ・スワロウもいれば、ジャック・ブルースもいるし、ブランドン・ロスもいるし、なんとチコ・フリーマンもいる。前のアルバムが出た時にも感じたが、キップの音楽は、作品を重ねてもそんなに変わってないように思えるのに、新しくはないが、古びもしないままで、新作にはその新作が出たタイミングに合ったリアリティが感じられる。いつものままだが、今聴いても自然なのだ。そんな不思議な感覚は本作にもある。とはいえ、そこにはきちんと変化の理由がある。こんなリズムは今までのキップにはなかっただろうという曲がしれっと入っていたりするし、クレジットを見ればJ.Dアレンのような現代のUSジャズシーン屈指の名手がいたりもする。何も変わらないようでいて、何かが変わっている。何かがアジャストされている。それが意図的なのか、肌感覚のたまものなのか、天然なのかは別にして、これが今のキップのリアリティであり、それは今の時代の雰囲気ともきちんと共振している。つまり、これは今、2018年に聴くべきキップ・ハンラハンの音楽なのだ。・・・・柳樂光隆(Jazz The New Chapter)


不覚にもこの新譜を聴いた時、随分懐かしい音を手にした、そんな感触があった。キップの、NoNew Yorkとブロンクスの、パーティー・ミュージックではないラテン・ミュージックからの反撃、”Coup de tete”のテクスチュアーが聴こえると、感じた。一瞬、PCから開封前の輸入盤の匂いが漂った、とさえ感じた。一曲目のコンガ、ベース、サックスソロ、そしてブランドン・ロスの声に、呟きに似たCoupの、キップの声が重なるーつまり、全てはアメリカン・クラーヴェのサウンド、マナーそのもの。キップにもない、ブランドンにもない、コンガにもない、ロビー・アミーン、エル・ネグロ、フェルナンド・ソーンダース、ジャック・ブルースにもない….、しかし彼らだけが、一堂に会したとの時にだけ醸し出す匂い、のようなグルーヴ、サウンド。ここにしかないエキゾな、アメリカン・クラーヴェのコレクティヴネス。
・・・・高見一樹


Personel:
Kip Hanrahan (direction, prec.) Michael Chambers (el-g, vo)
Brandon Ross (vo, g, el-g, banjo) LuisitoQuintero (congas, timbales, perc. )
Charles Neville (ts) Milton Cardona (congas) Steve Swallow (el-b)
J.D. Allen (ts) Craig Handy (ts) Jack Bruce (vo, el-b) Chico Freeman (ts)
Mario Rivera (bs) Dick Kondas(audio engineer) Robby Ameen (trap ds, perc)
YuniorTerry (b) Lucia Ameen (vo) Anthony Carrillo (congas) Richie Flores (congas) Andy Gonzalez (b) Xiomara Laugart) (vo)Fernando Aunders(sl-b, vo, cello, g)
Josh Sinton (bs) Alfredo Triff(vln)Roberto Poveda(vo)
David Rodriguez (tape, sound effects)Lucy Penabaz(vo)
Giacomo Merega(el-b) Grayson Hugh (vo) SentiToy (vo) Ignacio Berroa(congas)
Giovanni Hidalgo (congas) Steve Berrios (congas)

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